社員メッセージ

学生時代の勉強を活かしながら、
やりがいを存分に味わえる職場。
経験豊富な先輩たちの存在も心強い。

金型製造

渡邊 耀

渡邊 耀

高校時代に学んだ機械の知識を活かせる会社を探し、型システムへ。



前職では、自動車部品の製造現場で1年間ほど勤務していました。完成した製品の検査や、金型の交換作業などが主な仕事だったのですが、1年間続けてみたものの、徐々に作業内容が自分に合っていないのではと感じるようになり、高校時代に学んだことや、興味のある分野を活かして働きたいと転職を意識するようになりました。

高校時代には機械を触ることが多かったのですが、以前の職場では実際に機械を触ることはほとんどありませんでした。そこで転職先として思い付いたのが型システムでした。実は、高校時代に型システムでインターンシップ(就業体験)をした事があり、高校で勉強していた機械が設置され、職場環境もものすごくいいと感じていたのです。他の企業も探してみたのですが、自分のやりたいことが一番できそうだと感じ、型システムへの入社を決めました。





お店に並んでいる製品を見ると、世の中に役立つ仕事だと改めて実感。

現在担当しているのは、ペットボトル関係の金型部品の加工です。前工程で削られた素材を機械に取り付け、工具を準備して図面通りに削っていく作業になります。チェック項目がかなり多く、うまく削るのはとても難しいです。ときには工具の長さや切れ味などをチェックせずにそのまま機械を作動させ、失敗してしまったこともあります。ただ、最終的に金型が完成し、実際の製品がお店に並んでいるのを見ると、世の中に役立っているという実感が湧きます。

最初に工具を準備し、機械のプログラムを調整した後は、自動で加工が進んでいきます。週末中に進めておきたい加工は、退勤時間前までに加工機をスタートさせ、週明けに作業が完了するようにセットしておきます。そして月曜日、自分の思った通りに加工が進んでいると達成感がありますね。






経験豊富な先輩たちがたくさんいて、優しく指導してくれるのも魅力。



現在の仕事は、高校時代に勉強していたことが活かせるのでやりがいがありますし、会社見学の時にも感じたように、職場の雰囲気の良さも大きな魅力です。職場にはベテランの先輩がたくさんいらっしゃるのですが、逆に年齢が離れている分、可愛がってもらっている感じがします。経験豊富な方たちが揃っているので頼りがいがありますし、分からないことがあると丁寧に教えてくれます。本当に優しい方たちばかりです。

前職に比べると労働環境も格段に良くなりましたね。前の会社では毎日のように残業があり、自分の時間を持つことがなかなかできませんでした。帰宅してもご飯を食べてすぐに寝るという生活パターンだったのですが、今はほとんど残業がないため、仕事帰りに友人と遊んだりすることも多くなりました。仕事だけでなくプライベートも充実していると実感しています!

一日の流れ

  • 7:00

    出勤

    前日に加工した部品の確認を行った後、工具などの取り外し作業を行います。

  • 8:30

    工具準備

    作業内容に合わせて、数十種類ほどある工具の中から最適なものを選んで準備します。

  • 9:00

    部品の段取り

    工具を機械に取り付けます。作業によって取り付け方や工程の仕方なども変わります。

  • 10:30

    加工スタート

    金型部品の加工を開始。機械の状況を見ながら、並行して次の部品の工具段取りを進めます(同時に2台以上扱うこともあります)。

  • 12:00

    昼休み

    加工の準備を終えて昼休み。休憩中は先輩と話しながら楽しい時間を過ごしています。

  • 13:00

    加工終了

    加工が終了した後は、きちんと加工がなされているかを確認し、取り外し作業を行います。

  • 14:30

    部品の段取り

    午前と同じように、次の加工に向けて工具の選定や取り付け作業などを行います。

  • 15:30

    加工スタート

    加工を開始します。加工に要する時間は、2時間ほどで終わるものが多いです(長いものは15時間程度かかるものもあります)。

  • 16:00

    片付け・退勤

    片付けを終えて退勤。残業も少なく、帰宅後は友人と遊びに出掛けることもあります。